ちょっと前。

新聞にこんなコラムがのっていました。

コラム



「無理しないで」という言葉は通用しない。

「ありがとう」のほうがうれしい。




89歳の夫と87歳の妻。二人暮らしのご夫婦。

記事には

「家事一切その他もろもろが私にのしかかっている。」

と書いてありました。


ここで、気になるのは

「夫は自分ではなにもできなくなってきている。」

ってところです。


私はいま40代。

40代同世代の会話では

「うちのだんなさん、家の事なんにもしないのよ!」

とは良く聞きます。

やろうと思えばできるのにやらない。


ですが、80代の方がおっしゃるには

「夫は何もできなくなってきている。」

と。


そうなんですよね。

「やりたくてもできない。」

年を重ねるってそういうことでもあるんですよね。


だんなさまは何もできない自分が申し訳ないからか、何かあるたびに奥さまに

「無理をしないで-。」

と言ってくれるそうです。


奥さまを気遣っての言葉こそ、でしょうが。

すべての家事の負担を背負っている奥様からすると、この言葉は

心がザワザワ・・・。


だって、自分ももう80代後半。

無理をしなければならないからだ。無理をしなければ生活できない。


無理をしなければできないのに、

「無理をしないで-。」は、たしかに心がザワザワしますよね。


奥さまは思いきって、だんなさまに


「無理をしないでという言葉は通用しない。

無理をして仕事をしながらやっと回っているのです。

「ありがとう」や、「すまないね」の方がわたしはうれしいし、

心が落ち着いて癒される。」



と伝えたそうです。

この後もだんなさまといろいろ話し合い、奥様の気持ちを理解してもらえたようで

今は静かに平凡な幸せをしみじみと感じているとのこと・・・。


この記事を読み、すごいな~と感動いたしました。

80代になってもお互いの気持ちを伝えあい、

理解しようとする思いやりを持っていらっしゃるご夫婦の姿に。



わたしも家事のほとんどを自分でやっています。

(自分でそうしたいからしていて、たいへんな時はもちろん手伝ってくれます。)


休みの日やお出かけから戻ってもすぐに家事をする私をみて、

だんなさんは時々

「家事はあとでいいから、すこしここに座ってゆっくりしなよ~」

と言ってくれます。


ガチャガチャと動いている私を見て、気を使ってくれているのでしょう。


ですが、

「じゃあ、この家事は誰が片してくれるの???」

と思っちゃうわけです。


私がそこに座ってゆっくりした後でも。

片付かない家事は、まだその場所に残っている訳です。


一度、わたしも言ったことがあります。


「ゆっくり座っていても、家事は片付かないもん。

片づけてからゆっくりしたいんだ~」と。


(オプションで、

「あなたが家事をやってくれるのかな~?笑」

と言ったら、笑って

「やらない~」と返されましたけど。)


自分の気持ちを伝えられたことで、とても気持ちがすっきりしました。


そして、やはり私も87歳の方と同じように

「少しゆっくりしなよ~」

よりも、

「ありがとう」や「おいしいね」と言われる方が

数倍こころが癒される!



「気持ちを伝える」って・・・

ちょっとハ-ドル高く感じるかたも多いと思いますが。

(わたしも得意ではありません。)


理解し合うことも、

夫婦生活の中でたいせつなことなんじゃないかな~と。

この新聞コラムを読んで思いました。


「嫌味」にならないように伝えるには

思っている事を素直に言葉にすればいいんですよね。


こう言ったら気分悪くさせちゃうかな?とか。

嫌がられるかな?とか。

複雑に考えてしまうと言い出せないもんね。


80代の先輩に教えをいただいた。そんな朝でした。


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