こんばんわ!

ブログアップが遅くなってしまいました~

本日はぴあくらしさんからのご質問へ

秋山さんよりお返事が届きましたので

アップしたいと思います。

ぴあくらしさん 、ありがとうございます!


るるる~



<ぴあくらしさんのご質問>

はじめまして、 自分はお金とか無関心でして

それにプラスしかなりの面倒くさがりです。

男独り身ですので、興味のあることにしか

反応せずに済む環境です。



以前ラジオを聞いていたら確定申告の話題に

なり、知らないことばかり。例えば薬局で

買った薬も確定申告をすれば税金が戻ってくる

とか。



普通に会社員として過ごしていたら

気づかないような、特に税金関係は会社が

してくれるものだと思っている我々のような

お金に無関心な人間にも分かる、無駄に

払っているお金・戻ってくるお金。

損している事が知りたいです。

宜しくお願いします。



<秋山さんからのご回答>

ぴあくらしさん

ご質問ありがとうございます。
税金の仕組みは毎年変わり、知らないことも多い状況ですよね。
知っているだけで簡単に節税できることもあるので、
会社員の方にとって代表的な節税対策を6つお伝えします。

①iDeco(確定拠出年金)
こちらは投資になりますが、老後資金などのための積み立てとしてとても有効です。
現状、会社員の方にとっては将来に必要なお金の確保と節税の面で最強の武器になります。
1度手続きをすれば後はほったらかしで世界経済の成長の恩恵を受けられます。
商品にもよりますが、年率で4~5%程度増やしていくのは簡単です。

税金の面では、上限額はありますが掛け金も運用益も所得から控除されます。


②ふるさと納税
こちらは、寄付金額のおよそ30%程度に相当する返礼品がもらえます。
返礼品はとても多くの種類があるので、普段購入しているものを選択すれば節約に繋がります。
所得に応じて上限はありますが、上限目いっぱいの納税をお薦めします。
納税した金額は、2000円を差し引き全て翌年の所得税、住民税から引かれます。
つまり、2000円の負担で、受け取った返礼品の分、生活費を節約できることになるのでお薦めです。

③住宅ローン、保険の控除
会社員の節税の常套手段ですが、もし住宅ローンを組んでいたり、保険に加入している場合は、
申告すべきです。年末調整で簡単にできます。住宅ローンは、10年間ローン残高の1%、
保険は最高で19万円の控除ができます。

④特定支出控除
こちらは、給与所得控除額の半分以上の金額を超えた場合に対象となる節税対策です。
会社員にとって必要な経費を自身で支払った場合に適応されます。
スーツ、雑誌、転勤での引っ越し費用など、対象の幅はとても広いです。
何が対象になるかはネットで簡単に調べられるので、大きな支出がある年には調べてみてください。

⑤両親を扶養家族にする
両親の所得が38万円以下(年収で103万円)の場合、
年金所得のみで金額が158万円以下の場合、
両親を扶養にすることで扶養控除が受けられるようになります。
この場合、”同一の生計”が条件になりますが、”同一の生計”とは、
同居の有無にかかわらず、生活の支援を経済的に行っていることです。
金額に明確な定義はありませんが、少ない金額でも毎月仕送りしれば対象になります。
控除額は1人あたり38万円~になるので、仕送りをしても結果的に節税できることが多い状況です。

⑥セルフメディケーション制度
医療費控除だと10万円を超えた分が対象になりますが、
年間で10万円を超過する年はあまりないですよね。
この状況で活用したいのがこの制度です。
この制度は、年間で対象の医薬品の支出が1.2万円を超えたら控除を受けられる制度です。
所得税だけでなく住民税も控除してくれるので、該当する場合はお薦めです。
対象となる医薬品は、「OTC医薬品」と言いますが、かぜ薬や頭痛薬などとても広範囲です。
店頭などで購入する場合は、「OTC医薬品}というコーナーがあったりするのですぐにわかります。


最初にお伝えしたとおり、税制は毎年変わります。
面倒な部分もありますが、ネットで検索したら一覧ででてきたりするので、1度検索されることをお薦めします。

ぴあくらしさんが、必要以上に納税されなくて済むことを応援しています。

あきやま




ぴあくらしさん、いかがでしたか?

私たち会社員は給料明細を見ても

手取り額にしか目が行かないもの。

自分がどれだけの税金を払っているのか?

興味を持たない人がほとんど。



お金に興味がないんですね。というか、

お金に興味を持つ環境ではなかった、と

言った方が正しいかな。だって、年末調整

は書類を提出するだけであとは会社が処理

してくれますから。



退職金だって自分で運用する必要なかった

ですし。。。しいて言えば住宅ロ-ンの

初年度ぐらいですね、ぜんぶ自分で手続き

するものは。



節税とか、正直関係ありませんでした。

でも、時代は変わりました。

会社員でも自分で手続きをすれば節税が

可能な時代になったのです。



でも、長年自分でお金のこと考える習慣が

なかった日本人は何かというと

「めんどくさい」と思ってしまうのです。

※ぴあくらしさん、私も同じです。



ですが、「めんどくさい」は間違いなく

「損」です、損します。



めんどくさい・・・と思ってもめんどくさい

先にある「お得」に意識を向けて♪

ぜひ、慣れないことにもチャレンジして

いく柔軟さをいくつになっても持ち続けて

いきたいですね!



我が家は夫婦そろって「めんどくさい病」。

でも、それを乗り越えて、住宅ロ-ンの

借り換え・ふるさと納税・イデコ加入・・・

やればできました。笑

めんどくさい病でもお金のためなら

できるもんですね♪( *´艸`)



で、実際やってみると・・・想像よりも

めんどくさくなかったってことも多い。

(もっと早くからやっときゃよかった~)



それにしても、秋山さんのお金の知識・・・

ハンパないですよね・・・。

秋山さん、いつもありがとうございます。

そしてぴあくらしさん。

ご協力ありがとうございました!