私たち40代後半世代は、

我慢する人のほうが偉い、美しい!

という価値観の中で育ってきた方が多いと

思います。



ですから、自分の言いたいことを我慢する

クセが自然と身に付いてしまったため、

他人に自分の気持ちを伝えるのが苦手、と

言う人が多いと感じています。
わたしも、苦手分野でした。



言いたいことがあっても、それを相手が

どう思うのか?と考えると、どうしても

悪い妄想をしてしまい、結局言わずに

終わるのです。



その我慢は、自分のためにする我慢(忍耐)

ではなく、誰かのためにする我慢(自己犠牲)

になるので、ストレスが溜まるのですよね。

ですから、ある日とつぜん、ブチっと切れて

しまったり。また、自律神経が乱れ、体にも

害がでてしまう人もいます。



なにより、一度きりの自分の人生が、だんだん楽しくなくなっていくのです。



やりたくないことを我慢してやっている

のですから。ストレスで、自律神経も

乱れますよね。人生の質も下がっていくでしょう。



では、どうやったら自分の言いたいことを

うまく相手に伝えられるのか?ですが、

その際に活用したいのが、



「アイメッセ-ジ」です。



アイメッセ-ジ。ご存知の方も多いと思います

が、アイメッセ-ジとは、自分の気持ちを

伝える際、「私は」を主語にしてつくる

メッセ-ジです。たとえば、部屋が散らかって

いつもイライラしているとしたら。



「わたしは、部屋が散らかっていると

気が散って、特に疲れている時はイライラ

してしまいます」



「わたしは、あなたとこの家で。

いつも気分良くすごして、笑う時間を

増やしたいです」



そんな風に、わたしはこうです、

とわたしを主語にして気持ちを伝えるのです。



その次に、

「いつも気分よく過ごすために。

物の置き場所を決めて、使い終わったら

そこへ戻すル-ルにしたい」

と提案したり。



最後にできれば、

「あなたは、どう思う?」

と、相手にも質問してみると尚良いそうです。



自分の気持ちを、「私は」を主語にして

伝えるこの手法だと、ビジョンを共有する

ことにもつながり、より伝わりやすく

なりますね。



しかし私は過去、これと逆のやりかたを

していました。



「もう!(あなた)散らかさないでよ!

(あなた)片づけて!

(あなた)ちゃんと元にもどしてよ!」



いちばん初めに相手の行動を指摘し、

相手の行動を、指示していたのです。

これを、YOUメッセ-ジと言います。

YOUメッセ-ジが悪いわけではありません。

YOUメッセ-ジも、メリットはあります。

(指示を的確に出せる、とかね)



この伝え方もアリだと言われていますが、

こちらがより強調されると、相手は自分の行動

をコントロ-ルされているようで、決して

いい気分はしませんよね。



相手の価値観を、押し付けられているだけ、

という感じがするからです。



「あなたのために!やっているのに」



と、他人から言われたことがある方は

覚えがあるかもですが、これを言われると

「いや、頼んだ覚えないし」

「あなたが勝手にやっているんでしょ」

「嫌なら、やめればいいじゃない」

そう思っちゃうんですよ。



私はこれをやったこともあれば、

やられたこともあり、両方の経験をしている

ので分かりますが。どっちの立場もいい気分

はしません。



ところが、アイメッセ-ジで伝えると

自分の思いを伝えることが一番の目的に、

自動的になってしまうのです。

ですから、相手に同調してもらえなくても、

「つたえる」と言う目的は果たされるので、

ある程度、心が満足できちゃうんですよね。



「わたしは、あなたといつも気分よく

過ごしたい♪だから、部屋を整えているの」



と言われたら。相手は「え?そうなんだ」って

なりますよね。「嘘だ~そんなこと言って、

俺をいい気分にさせようとしているんだろ」

とか言われても、それは相手が勝手に思う事

であり、自分ではそう思っていないので、

イラッともしません。



で、「嘘だ~」と言っている俺(または私)

も、その言葉とは裏腹に。尻尾がね、

ブンブン。自然と心が、喜んでしまうんです。

それで、いいんです。



話がそれました。

とにかく、アイメッセ-ジは人間関係が

円滑になるツ-ルだと、私個人的には

感じていますね。



自分の思いを伝えることが苦手。

いつも、言いたいことを我慢してしまう。

そのせいで、ストレスを感じている・・・。

私も、自分の思いを相手に伝えてみたい。

そんな方へ。



まずは、相手に自分を受け入れてもらうこと

より、自分の気持ちを、相手に伝えるだけ、

という意識に、思考回路を切り替えてみませんか?



あなたが言いたいことはきっと、

自分だけが得するような、自己中心的な「我」

ではないはすです。

身近にいる大切な人と共に。人生を楽しく

過ごしたい、というあたたかい気持ちから

きていることだと想像しています。